• 3週間で不登校解決
不登校について⼀⼈で悩まれていないでお気軽にご相談ください。

小学生の不登校

小学校に通えない子どもを不登校から救うたった1つの方法【徹底解説】

2020年6月2日

読了予測時間 : 約 2 分 50 秒

子ども

子どもが学校に行きたくないなら無理に行かせなくていい
不登校は別に解決しなくてもいい

近年、不登校を容認する意見がとても多くなっています。お子さんの不登校について悩まれている親御さんの中には、上記のような言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

確かに不登校を克服せずとも、社会にでて活躍している方はたくさんいます。学校で学ぶことが全てではないとも思います。

ただ、不登校のお子さんをもつ親御さんにとって、なかなかそうは思えないというのが本音なのではないでしょうか?「仮に不登校が解消されなくても、いつかはやりたいことを見つけて社会で活躍するだろう!」なんて楽観的な考えはなかなか持てませんよね?

事実として小学生の不登校は中学生になっても88%の確率で継続します。また中学や高校を不登校のまま卒業した子どもは、その後引きこもりになってしまうケースもあります。

学校が全てではないと思いますが、学校でしか学べないこともたくさんあります。一生付き合うことができる友人や、心から尊敬できる先生にも出会えるかもしれません。

当記事では、これまで明かされてこなかった不登校の根本的な原因である"愛着障害"について詳しくご説明します。不登校の解決にはいじめや勉強の遅れへの対策だけでなく、愛着障害へのアプローチが必要だということを知ってください。

1. 小学生の不登校の現状について

この章では、小学生の不登校の現状をご紹介します。採用するデータは文部科学省が毎年更新しているものです。不登校事情の現状としてご確認ください。

1-1. 小学生の不登校事情について

小学生の不登校者数は、ここ数年でかなり増加しています。文部科学省が調査した『平成28年度、29年度、30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について』によると、小学生の不登校者数は、

平成28年度:30,448人(前年比:110.5%)
平成29年度:35,032人(前年比:115.1%)
平成30年度:44,841人(前年比:128.0%)

となっております。

このデータからも、毎年110%以上の割合で小学生の不登校者数が増えていることは分かります。

 

1-2. 小学校時点で不登校だった子どもが中学でも不登校になる割合

では小学校卒業時点で不登校だった小学生が、中学1年生でも不登校になる割合はどのくらいなのでしょうか?

こちらも同じく文部科学省が調査した『平成29年度、30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について』によると、平成29年度の全国の小学6年生の不登校者数は10,894人でした。そして、平成30年度の中学1年生の不登校者数31,046人の内、小学6年生から不登校が継続している生徒数は9,588人でした。

この結果から約88%の小学6年生が、中学1年生になっても継続して不登校であることが分かります。言い換えると、小学6年生で不登校だった10人に9人が、中学校でも不登校が続いてしまう計算になります。

 

2. 不登校のきっかけは人それぞれ→根本原因は愛着障害

曇り空

不登校になるきっかけは子どもによって様々です。

友人関係や勉強の遅れはもちろん、学校の先生が理由で不登校になってしまうこともあります。不登校の原因についてまとめた「不登校の原因がわからない?子どもが学校に行けない本当の理由とは-9つの不登校の原因」もご覧ください。

では友人関係が原因で不登校になった子どもは、なぜ"友人関係"で不登校になってしまうのでしょうか?

小学生の中には友人関係に問題がありながらも、不登校にならない子どももいます。客観的に見れば、不登校になった子どもよりも辛い状況にある子どももいるかもしれません。

このことから不登校のきっかけは友人関係であっても、その先に根本的な原因があるという風に考えられないでしょうか?

勉強の遅れに関しても同じです。勉強の遅れが理由で不登校になった子どもよりも、勉強が苦手で学校に登校できている子どもはたくさんいるはずです。

これらの疑問を持った私たちは多くの不登校の子どもたちと会ってきました。そして、1つの根本原因にたどりつきました。それは"愛着障害"というものです。そして、この愛着障害を解消することで、不登校から抜け出せられることが分かりました。

次章で愛着障害について詳しくご説明します。

3. 愛着障害とは?【今日からできる対策】

親子

そもそも"愛着障害"という言葉を聞いたことがあるでしょうか?あまり耳にしたことが無い方も多いかもしれません。この章では、愛着障害とはどういうものなのかをご説明し、対策もご紹介します。

3-1. 愛着障害とは?

愛着障害とは、"自分が愛されていないと感じることで、日常の行動に支障をきたすこと"をさします。

これだけ聞くと良く分かりませんよね。詳しく説明していきます。

まず愛着とは、"幼児期に養育者との間で築かれる信頼関係"のことをさします。ここでの養育者とは、多くの場合母親にあたります。では養育者との信頼関係はどのように築かれていくのでしょうか?

それは、養育者から愛情をしっかりと受け取ることで築かれます。褒められるところはしっかり褒め、幼少期の子どもの拠り所に養育者がなってあげなければなりません。一方で、愛着障害の子どもは幼少期に養育者との間に信頼関係を築くことができず、日常生活において様々な支障をきたしてしまいます。

そして、愛着障害の子どもには以下のような特徴が見られます。

何をするにも自信がなく、積極的になれない
人とかかわることが何となく苦手
人を信じるのが怖い
生き辛さを感じたことがある
本当は傍にいてほしいのに、拒絶したり攻撃したり無関心を装う

このような特徴が見られる子どもは愛着障害の可能性があります。これだけを聞くと以外と当てはまる人が多いんじゃないか?と思いませんか。実は日本人の3人に1人が愛着障害であると言われています。子どもだけではなく大人にも多くみられます。

もちろん愛着障害だからといって、社会に出て活躍できない訳ではありません。偉人では夏目漱石や太宰治も愛着障害だったと言われています。

そして、愛着障害は年齢に関係なく解消することができます。以下ではその方法についてご説明します。

3-2. 子どもの自己肯定感を高めてあげる

愛着障害を克服するために最も心掛けていただきたいことは、子どもの自己肯定感を高めるということです。

自己肯定感とは「自分のことを自分で認められる気持ち」といった意味の言葉です。

自己肯定感が低い子どもは、高い子どもに比べ自分の言動に自信を持てません。そして、自信のない言動は些細なトラブルを後ろ向きに捉えてしまうなど、不登校のきっかけにも繋がりやすくなります。また、不登校の子どもの多くは自己肯定感が低い現状にあります。

そして、自分のことを認められない子どもは親に不登校の理由を相談する勇気がありません。よって、自己肯定感を高めてあげるために、子どもを褒めてあげることが大切なのです。

では、どのように子どもを褒めてあげればいいのでしょうか?以下で例をご紹介します。

朝早起きした場合 →「早起きできて偉いね。」
ご飯を残さず食べた場合 →「残さず食べて偉いね。ありがとう。」
挨拶できた場合 →「挨拶できて偉いね。」

このように日常の些細な出来事でも、全て褒めるつもりで接してあげてください。目安は1日10回以上です。

普段と違う親御さんの言動を、初めは不審に思うかもしれません。それでも懲りずにお子さんを褒め続けてあげてください。親御さんから褒められることで、お子さんの自己肯定感は自然と高まります。

自己肯定感が高まった子どもは、性格も前向きになります。そして、前向きな性格は親子のコミュニケーションを良好にし、お子さんは親御さん対し悩みや考えを打ち明けられるようになります。

悩みや考えを打ち明けてくれたら、一緒に対策を考えてあげてください。

4. 愛着障害を克服した実例【3選】

男の子

ここでは、愛着障害を克服し不登校から再登校に至った3人の小学生の実例をご紹介します。3人ともきっかけは異なりますが、愛着障害を克服しようとしたことで不登校から解消されました。

4-1. ゲーム依存を克服し、再登校へ

「フォートナイトが小学生の不登校の原因?親御さん必見!-フォートナイトばかりしていたA君が、再登校に至るまでの話!」

4-2. 不登校の私に母親がしてくれたこと

「小学校を不登校のお子さんの受け入れ先を探す前に【経験者が解説】-不登校の私に母親がしてくれたこと」

4-3. 転校することで不登校が解消

「不登校の小学生を転校させるべき、2つのケース - 不登校の小学生を転校させるべき、2つのケース

 

5. まとめ

握手

当記事では、不登校の根本的な原因は愛着障害であることをご説明しました。きっかけは人それぞれですが、同じような状況下にいても不登校になる子どもとならない子どもがいます。その違いは愛着障害かどうかなのです。

愛着障害を克服しない限り、仮に不登校を解決できたとしても再発する恐れがあります。お子さんが不登校で悩まれている親御さんは、子どもの自己肯定感を高めてあげることから始めてみてください。

もし当記事のことで、「もっと詳しく知りたい」「この場合はどう考えたらいい?」などの質問がございましたら、私たち不登校支援の専門家に気軽に相談してください。1人で抱え込むよりも、誰かに相談することで気持ちがスッと軽くなりますよ。

最後まで読んでくださった皆様のお力になれることを、心から願っています。ありがとうございました。

お問い合わせ

 

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

逸(いち)高等学院 代表
株式会社SSiM 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年200名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

受講者は全員が再登校しており、再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

学生時代には不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-小学生の不登校

© 2020 逸高等学院