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高校生の不登校

高校生の不登校...転校するだけじゃ根本的な解決には繋がらない!?

2020年11月24日

読了予測時間 : 約 3 分 26 秒

高校生のお子さんが不登校になり、出席日数が足りなくなってくると、親御さんとしては解決手段として「転校」の選択肢を検討し始めることもあるかもしれません。

しかし、転校したら不登校は解決するのでしょうかいじめ問題は解決するのでしょうか再び不登校を繰り返してしまう可能性はありませんか

言い換えれば、転校するとどのようなメリットがあるのでしょうか

 

不登校が原因で転校した生徒さんの実例は、情報も少ないため不安がありますよね。

また、できることなら今通っている全日制の高校を卒業してほしいと思っている親御さんも多いと思います。

この記事では、転校を検討し始めた親御さん向けに様々な選択肢をご紹介するほか、不登校の根本的な原因を探る重要性についても解説していきます。

 

1. 転校して心機一転!不登校を克服

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転校する一番のメリットは、「環境を変えて一からやり直せる」ということです。

特定の生徒からいじめられていたり、特定の嫌な思い出ができてしまったりする場合、転校して見知らぬ土地や見知らぬ教室で一から高校生活をやり直せることは、お子さんにとって大きな環境の変化となるはずです。

新しい環境でリフレッシュして元気な心を取り戻すことができれば、不登校から克服できる可能性が広がると言えるでしょう。

転校するとしても、高校には様々なタイプがあります。お子さんの状況にもっとも適した環境を選びましょう。

 

1-1. 全日制高校に転校するなら入試のことも頭に入れて

高校は義務教育ではありませんので、一般的には全日制高校に転校するには入学試験を受ける必要があります。

そのため、不登校できちんと勉強できていないお子さんの場合は、試験に向けた準備をする期間が必要かもしれません。

また、全日制高校へ転校する場合は単位の引継ぎも必要になってきます。お子さんが取得している単位の数などを担任と確認する必要があります。

さらに、高校によって教育の方針や授業の難易度も大きく変わりますので、お子さんが興味のある進路に進める可能性のある高校なのかどうかも改めて検討しましょう。

 

ただし、これらの転校の諸手続きには親御さんもお子さんも気力を使うと思います。お子さんが転校に意欲的、かつ諸手続きに対して協力的であることが大前提ですね。

通学が難しそうなお子さんの場合は、次で紹介するような通信制高校への編入が一般的な選択肢となるでしょう。

 

1-2. 通信制高校で単位の取得と卒業を目指す

通信制高校の場合は登校の日数も少なく、主にレポートの提出や試験の合格を通して単位を取得し、卒業資格を得ることができます。

人間関係にストレスを感じて不登校になってしまったお子さんや、教室で集団で授業を受けることに苦手意識のあるお子さんは、通信高校の方が自分のペースで自宅で学習することができるので卒業しやすいと言えます。

また、通信高校の場合は最終的に卒業に必要な単位を取得すればよいので、もし今通っている全日制高校で留年が確定した場合でも、タイミングによっては通信高校に通うことで、同級生と同じタイミングで高校を卒業できる場合もあります

 

一方で自学自習のモチベーションを維持することが難しいので、勉強に意義を見出せないお子さんや、長期的なスケジューリングが苦手なお子さんの場合は、卒業できず引きこもりになってしまったり、逆に外を出歩いて遊びすぎてしまったりする可能性もあります。

そういった場合、次に紹介するように、並行してサポート校を活用することで勉強のモチベーションを保てたり、相談相手ができて活き活きと学習に打ち込めたりします。

 

1-3. サポート校も活用して

上述したように、通信高校に転校する場合はサポート校を併用する選択肢があります。

サポート校は高校ではないのでそこに通うだけで卒業資格が取れるわけではありませんが、お子さんの学習のサポートをしたり進路の相談に乗ってくれたりするサービスです。

学習塾が運営しているパターンもあれば、サポート校単体が独立した機関によって運営されている場合もあります。

 

全日制高校のように毎日登校する必要もなければ、服装・髪型に制約がないところも多いため、お子さんのペースで自由に学習を進めることができます

また、完全に時間を拘束されないので、高校のカリキュラム以外の趣味に打ち込めたり、先生や同級生と楽しい会話ができる機会があったりするかもしれません

 

ずっと自宅で学習して人との接点がなくなるのが心配な場合はぜひ検討してみましょう。

不登校を3週間で解決する方法

 

2. 実は色々?!転校以外のこんな選択肢

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ここまで転校する場合の選択肢に焦点を当てて解説してきましたが、不登校で単位が足りなくなってしまったり、学校に行けなくなってしまったりする場合、必ずしも転校だけが解決策とは限りません

ここでは転校以外で、お子さんの今の生活を変える方法をご紹介します。

 

2-1. 高認試験に合格して独学で大学合格

高認試験」をご存じでしょうか。高校卒業後に大学入学を目指している場合、実は高校を卒業しなくても大学入試を受ける資格を取得することができます。

高認試験は1年に2回実施されており、高校生の年齢であればいつでも受験できます。

 

通学が辛いが自習は苦ではないというお子さんの場合は、完全独学で高認試験に合格して大学入試を受験することも、選択肢の一つとしてアリなのではないかと思います。

この場合は通学費用も掛からないので、金銭的な負担もほぼゼロといえますね。

 

また、高認試験はあくまでも高卒程度の学力があることを証明するための試験なので、高卒の学歴そのものを取得できるわけではありませんが、一部の国家資格では高認試験に合格していれば受験のチャンスがあるものもあります。詳細はこちらからご確認ください。

高認試験に興味がある場合は以下の記事も参考にしてみてください。

不登校から高認試験で引きこもり脱出!実際の経験者のエピソード

 

2-2. 留年は悪い選択肢ではない

単位が足りなくて留年が確定した場合、思い切って留年してみるというのも選択肢の1つかもしれません。

確かに、留年した生徒が翌年も不登校気味になってしまうのはよくあるケースですが、一方で他の同級生より年上のため、一歩引いた人間関係を保つことができて心理的に通学が楽になるという考え方もあります。

 

ただしクラスで孤立しやすいというデメリットがあります。お子さんがそういったシチュエーションに負担を感じなさそうなタイプであれば、今の高校にそのまま在籍していても卒業を目指すことは可能です。

また、少数派としてクラスに所属していると、学校を休むことに対するハードルも低くなってしまうことが多いので、その辺りは親御さんも配慮が必要になってくる部分です。

 

2-3. 海外留学ならついでに英語もペラペラに

高校のじめじめした人間関係が苦手なお子さんは、思い切って海外の高校に留学する手段もあります。

お子さんの性格によっては、まったく違う環境に一歩踏み出すことによって精神的にも一回り成長して自身を付けることができます。

高校卒業後は日本に帰ってきて日本の大学に進学しても構いませんし、もしその国が気に入ったならそのまま外国で暮らすという選択肢もあるかもしれません。

 

不登校はピンチですが、これを英語がペラペラになってグローバル人材になるというチャンスに変えてみるという考え方もありますね。

 

3. そもそもどうして高校に行けないのか考えたことはありますか?

Photography of a Woman Sitting on The Chair Listening to Music

さて、ここまで不登校のお子さんが取れる選択肢を紹介してきましたが、そもそもお子さんがなぜ学校に行けないのかを考えたことはありますか?

 

実は、不登校の高校生が学校に行けない主な原因第1位は「無気力」なんです。

 

となると、不登校の原因は人間関係に悩んでいるわけでも、授業が難しいからでもないかもしれません。

転校や中退でお子さんが元気になれるとは限らないのです。

参考資料: 令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について (文部科学省初等中等教育局児童生徒課)

 

3-1. つらいなら逃げてOK。本人の意思を最も大切に

まず、第一に伝えたいこととして、「今の状況がつらいなら逃げてもOK」ということがあります。

辛くても我慢しなければならないという考え方もあるかもしれませんが、長期的な不登校に陥っている時点でお子さんはすでに精神的にかなりのストレスを抱えてしまっていると思います。

そんな状態で「もっと頑張れ」と言われても、お子さんには頑張る気力が残っていないでしょう。

 

なので、登校することがどうしても苦しいのであれば、そこから逃げて別の道を探すことは全く悪いことではありません

ただし、お子さんの意志が最も重要ですので、お子さんが頑張れるか、頑張れないかを親御さんの独断で決めてお子さんの進路を勝手に決めるようなことは避けてください。

 

3-2. 何から逃げているのか分からなければ同じ失敗を繰り返します

重要なのは、「お子さんはそもそも何が問題で高校に行けないのか」ということです。

この答えはお子さん自身も分かっていない場合もありますし、親御さんから見ても推測できない場合も多いと思います。

 

例えば、人間関係が嫌だから高校にいけないと仮定して通信高校に転校したとしても、お子さんがそもそも何のために勉強するのか分からなくて通学意欲を失くしていたのであれば、通信高校でもモチベーションが上がることはないでしょう。

お子さんが元気のない理由は、未来に希望を持てないとか、自分に自信がないとか、毎日つまらないとか、高校生活とは直結しないところにあるのかもしれないのです。

 

そういった場合はその根本的なモヤモヤを解決する努力をしないことには、環境を変えてもお子さんはまた同じ理由で後ろ向きな態度になってしまいます

 

3-3. 不登校克服がゴールではない

このように、不登校から克服して学校に通うこと自体がゴールなのではなく、お子さんの心の問題を解決することで、初めてお子さんが自分から意欲的に学習したり登校したりしようと思えるということを覚えておいてください。

 

また、逸高等学院では親御さんとお子さんの間にトラブルがあったり、お子さんが反抗したりする場合でも3週間で再登校できる支援サポートをしています。

そのほかにも、通信高校に通うお子さん向けに、学習内容だけでなく悩み相談や人生相談に乗ってあげて、お子さんが抱える根本的なモヤモヤポイントを解消するサービスも提供しています。

ご興味のある方は是非ホームページをご覧ください。

不登校を3週間で解決する方法

 

4. まとめ

Clear Light Bulb Placed on Chalkboard

不登校になってしまい、今の高校を卒業できる見込みがなさそうな場合は転校も一つの手段です。しかし、「そもそもなぜ不登校になったのか」をお子さんと向き合ってきちんと考えなければ、根本的な原因の解決にはなりません。

お子さんの漠然とした不安や悩みは、親御さんや学校の同級生以外の第三者と話すことによって解決する場合もあります。状況に応じてサポート校等の使用も視野に入れながら、新たな環境に一歩踏み出してみるのも悪くないかもしれません。

 

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

逸(いち)高等学院 代表
XLASS株式会社 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

受講者は全員が再登校しており、再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

学生時代には不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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