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中学生の不登校

中学生の不登校で勉強していなくても「大丈夫」と受け入れるコツは?

2020年6月11日

読了予測時間 : 約 6 分 41 秒

お悩みポイント


中学生で不登校の子どもがいるけど、家で勉強している感じがしない。

中学生だし、やっぱり受験に影響しそうで…。


やっぱり子どもには勉強してほしい!

だけど、どうしたら自分から勉強してくれるのかな?

 

この記事では、不登校の子どもをお持ちの親御さんが抱えている

「勉強、大丈夫かな」「勉強してほしいけれど、勉強への促し方がわからなくて…」

というお悩みにお答えしています。

 

この記事でわかることは、次の3つです。


・子どもが勉強していないようでも、焦らなくて大丈夫

・親が「勉強を楽しんでいる姿」を見せる

・子どもが勉強を楽しみ出したら取り入れたい勉強方法

「勉強」への捉え方をわずかに変えることで、あなたの心が少しでもラクになれば幸いです。

 

 

1. 子どもが中学生の不登校で勉強していないようでも「今は大丈夫」です

子どもが不登校の中学生だと、親御さんとしては勉強面が気がかりだと思います。

「勉強が遅れているから、学校に戻ったときが心配」「勉強しないと受験にも影響しそう…」といった不安があるでしょう。

こうした親御さんの心情とは別に、お子さんの様子はいかがでしょうか。

これといって、勉強しているようには見えないかもしれません。

けれども、今は学校と同じように勉強していなくても大丈夫です。

むしろ「今はあまり勉強していないようだけど、大丈夫」と構えるくらいの余裕がないと、親御さんご自身が不安になり、子どもにも余計なプレッシャーを与えてしまいます。

 

ここからは親御さんの心がラクになる勉強の捉え方と、子どもの意識が少しでも勉強に向かうコツをお話します。

 

1-1. 子どもが「勉強しなきゃ」「勉強しよう」と思うまで待ちましょう


いきなりですが、子どもの心身が回復するまで待ってあげてください。

不登校というのは、子どもの心のエネルギーが空っぽになり、回復できないことによって起こります。

そのため、磨り減ってしまった心のエネルギーを回復しないことにはどうにもならないのです。

とはいえ、何もせずにただひたすら待っているだけではあっという間に月日が経ってしまい、親御さんにも子どもさんにも「焦り」が生じます。

そうならないためにも、親御さんが今日からでも取り組める、子どもの心のエネルギー回復をサポートする方法がこちら。

・子どもを褒めて、子供の自己肯定感を高める

・生活習慣を正しくする

・子どもに考える時間を与える

子どもの勉強だけに目を向けるのではなく、まずは子どもの心身に目をむけることが大切です。

こちらにより詳しい子どもへのサポート方法が載っていますので、ぜひご覧ください。

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1-2. 「勉強してほしい」は誰のため?


「勉強“してほしい”」
は、本当に子どものためを思っての言葉でしょうか?

「してほしい」は言い換えれば、“要求”の言葉です。

子どもに対して無意識のうちに、親の肩書きに対して価値がある行動を求めていませんか。

「してほしい」が子どもに対して、過度な期待や重いプレッシャーになっていないか、振り返ってみましょう。

余計な期待をしなくなると、子どもに対しても落ち着いて接することができるようになるため、心に余裕ができます。

 

2. 子どもが不登校だろうと反抗期の中学生だろうと、自分から勉強するためのヒント

この章では、子どもが少しでも自分から勉強してくれるようになるための具体的な行動について書いています。

不登校で家に子どもがいるからこそ、親御さんができることが実はあるのです。

・親御さんが勉強を楽しんでいる姿を見せる

・「勉強しなさい」は言わず、周りと比べないこと

このたった2つのことを意識して行動することで、子どもさんはもちろん親御さんにも小さな変化が起こります。

 

2-1. 子どもは、親の言うことを聞かず、言葉や行動を真似するもの


この記事を読んでいるあなたは「勉強していますか?」

「子どもに勉強している姿を見せて」いますか?

子どもは「勉強は楽しいこと」と感じていますか?

子どもに勉強してほしいと思うのであれば、自らも勉強している姿を子どもに見せてください。

子は親の鑑という言葉がありますが、その意味は子どもは親から多くの影響を受けて育つです。

思春期のまっただ中だからこそ、親の姿勢が子どもに大きな影響を与えることもありえます。

親御さんが新たに勉強をはじめる場合、勉強に選ぶものはなんでもOKです。

今の仕事に関わりがある、やってみたいと思っていたことでもいいのです。

あえて苦手な分野を学んだり、学生時代に苦手だった科目に取り組むのも再発見があっておもしろいかもしれません。
ただし、この場合は子ども向けの入門書など、易しいものからはじめましょう。

「やっぱりわからないし、楽しくない」と投げだそうものなら、子どもはこう思います。
「やっぱり勉強って楽しくないものだ」と。

 

2-2. 「勉強しなさい」は反感を生むだけ


子どもが学校に通っていようと、不登校だろうと、1番言いたくなる言葉だと思います。

しかし人間は「しなさい!」と言われると、どうしても逆らいたくなるものなのです。

例えば、あたなも次のような経験があるのではありませんか?

・親御さんご自身も「勉強しろ!」と言われて「今からするところだったの!」と返したことがある。

・洋服を買いに行ったものの、店員さんに勧められたせいで買う気がなくなった。

つまり「勉強しなさい!」はただの命令や押しつけと同じです。

 

あなたは、命令されたこと、押しつけられたことに喜んで取り組めますか?

 

2-3. 子どもを他人と比べることは、子どもに劣等感を植えつけるだけ


子どもの勉強が進んでいないからと、学校の勉強の進み具合と子どもの勉強の進み具合を比べることをしていませんか?

「きっと、学校はもうこのあたりまで勉強しているわよ。それに比べて…」

こうした言葉は、子どもの心に劣等感を植えつけます。

なぜなら、不登校の子どもは学校の人たちと比べられるとき、大人が考えているところとは違う捉え方をしている場合があるからです。

大人

「ほら、さっさと勉強して教科書の内容進めないと…。
きっと学校じゃ、とっくにこの単元終わってるわよ?」

ただ単純に、学校と子どもの勉強の進み具合だけを比較しているつもり

だけど、自尊心や自己肯定感が磨り減っている子どもだと…

子ども

「…………」
(学校に行っていないのだから、わかるわけないじゃん。どうせ言ったってわかってもらえないし…)

子ども側は不登校で勉強もしていない“ダメな自分”と学校に通って勉強をしている“正しい人たち”で比較されていると感じることも…。
このような比較をしてしまうと、子どもはどんどん“何もできない、何をしてもムダだと思い込む自分像”を作り上げてしまいます。


ただ、比べるということにはメリットもあり“自分がどのあたりにいるのか”を確かめられます。

比べたあとで、何が必要なのか、何をするのか最適なのか一緒に考えたりフォローできれば問題はないでしょう。

 

3. 不登校の中学生にオススメの勉強方法は、一旦戻ること

この章では、不登校の子どもでも取り組める勉強法についてお話します。

子どもが自分から勉強に取り組むようになると、手放しで喜びそうですが油断は禁物です。

焦りから勉強内容を一気に取り戻そうと無理をしますし、勢いだけで乗り切ろうとするため、たったの数日で勉強を辞めてしまうことも…。

 

このような3日坊主や燃え尽き症候群にならないよう、どの勉強方法についても言えることがあります。

それは、戻って復習することです。

・1つ前の単元に戻って復習する

・前学年の内容を振り返る

確実に「わかる」ところまで戻ることで、どこまで理解できているのか確認できます。

また、わからない・解けないことは恥ずかしいことではありません

わからない・解けないことを知ったうえで、どうすればわかるか・解けるようになるかを工夫する必要があります。

むしろ知ったかぶりをして、わからないことをわからないままにすることのほうが、後々困ったことに…。

誰しもこうした経験が1度や2度はあるのではないのでしょうか。

 

さて、ここからはより具体的な勉強方法についてです。

子どもの性格や、教科ごとの理解度や進み具合を見つつ「こういう勉強方法や教材もあるよ」と提案してみることをオススメします。

取り組み方や教材に変化を加えることで、勉強しやすくなったり苦手教科へのハードルが下がりますので、より勉強を楽しく思えるようになます。

 

3-1. 1人でもできる勉強方法が身につけば、いつでもどこでも勉強できる


まずは、子どもが自分1人でも学べる勉強法です。

他人の目線が気になるタイプや、自分のペースで勉強したいタイプにオススメします。

 

3-1-1. 動画学習


昨今の事情もあり、学習に役立つ動画は数多く存在しています。

動画学習のポイント

・最初は、早送り&飛び飛び視聴で「全体をつかむ」

・2回目は、ざっと掴んだことを下地に見ていく

・ひとつの動画にこだわらず、別の動画も見て理解度を高める

 

3-1-2. 学校配布の教科書・問題集を使う


必要最低限の道具で行う勉強方法ですが、考え方や使い方次第でアレンジできます。

教科書・問題集を使うときのポイント

・はじめは教科書をさっと見て「流れをつかむ」

・2回目は、ざっと掴んだことを下地に読み込む

・問題集を解くときは教科書を閉じ、ミニテストのつもりで解く

 

3-1-3. 通信教材やタブレット教材


教科書の内容に沿ったもの、子どもの学習状況に合わせたものなど目的に合わせて選べます。

紙を使った勉強が苦手だとしても、タブレット教材だと取り組みやすいということもあります。

通信教材・タブレット教材を使うときのポイント

・画面を目で追うだけにならないよう、自分でもメモをとる、まとめる

・デジタル教材、紙教材を併用することで変化をつける

 

3-2. 誰かと一緒に勉強することで、環境が変わり生活リズムも整う


誰かから教わる、または同じように不登校の子どもと一緒に勉強する方法です。

家族以外の他人とコミュニケーションもとれますし、開始終了の時間が決まっている場合がほとんどのため、1日の生活リズムをつくれます。

 

3-2-1. 家庭教師


勉強を教えてもらえる、わからないことをスグに聞けることはもちろん、家族以外の人と1対1で話せる機会とも言えます。子どもにとって身近な、人生の先輩となるかもしれません。

家庭教師を利用する際のポイント

・不登校向け、不登校に理解がある家庭教師を検討してみる

・子どもと家庭教師の相性の様子をみること

 

3-2-2.


子どもが他人の目を気にしがちで大勢が苦手なら個別指導塾を選ぶというように、塾の方針と子どもの相性を考える必要があります。

中には不登校の子ども向けの塾もあるので、子どもが勉強している不登校仲間を望んでいる場合はオススメです。

塾を利用する際のポイント

・不登校向け、不登校に理解がある塾があるか探してみる

・塾の方針や子どもとの相性を必ず考えること

 

3-2-3. 適応指導教室


市町村の教育委員会が運営している教育機関です。ほとんどの教室で勉強は授業形式ではなく、個別指導型で行われています。

適応指導教室を利用する際のポイント

・基本的に学校復帰を目的としているため、そのことを事前に子どもに伝えておくこと

 

3-2-4. フリースクール


民間が運営する教育機関です。勉強のサポートだけでなく、子どもの個性をのばすなど独自のカリキュラムを作成しているところもあります。

フリースクールを利用する際のポイント

・フリースクールの運営方針と子どもの意思を確認すること

 

4. 子どもに勉強してほしいと思うなら、待ちながら工夫する・改善していくこと

子どもの心身エネルギーが回復し、子ども自身の気持ちが動かないことには勉強に取り組めません。

かといって、全てを子どもに投げっぱなしというのも気が引けますよね。

親御さんができるのは、子どもの心身のエネルギー回復速度を早めて「勉強したい」と思ってもらえる環境を整えることです。

ポイント

まずは、子どもの様子を見ましょう。

子どもが心身ともに疲れ切っているようであれば、休ませてあげてください。


子は親の鑑です。

勉強してほしいと思うのであれば、自分も勉強して楽しんでいる姿や苦手なことにも挑戦している姿を見せましょう。


「勉強しなさい!」はコミュニケーションのない命令です。

子どもは命令に従う存在ではありません。


子どもが勉強に取り組み始めたら、より理解しやすい教材や環境を提案してみましょう。

・小さな「わかる」「できる」を積み重ねることで、前に進んでいる感覚を得られる。
・不登校ですり減っていた、自尊心(自分を大切に思う心)や自己肯定感(自分を受け入れる力)を取り戻せる。


この記事が、不登校の中学生をお持ちの親御さんの

子どもには勉強してほしい!だけど、どうしたら自分から勉強してくれるのかな?

といったお悩みに対して、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

逸(いち)高等学院 代表
XLASS株式会社 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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